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みーの医学

医学生の「みー」が,医学に関してまとめています. 2016年3月に110回医師国家試験に合格しました.

このブログでは,みー(=運営者)は医学的助言を一切おこなっていません.情報の利用は自己責任でお願いします.間違いや意見がありましたら,該当記事のコメント欄に書き込んでください.

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放射線感受性から癌を分類する

悪性腫瘍の治療の選択において,放射線感受性が高いかどうかは非常に重要な要素です.癌を1つづつ覚えていくのが大変なので,放射線感受性で癌をまとめてみました.

Bergonié - Tribondeau の法則

Bergonié - Tribondeau(ベルゴニー・トリボンドー)の法則は,放射線感受性の大原則です.

  • 細胞分裂の頻度が高い細胞
  • 将来細胞分裂を多く行いうる細胞
  • 未分化な細胞

であるほど,放射線感受性が高い.

例えば,悪性黒色腫はメラノサイト由来なので,分裂頻度は少なく将来分化することもないので,放射線感受性はとても低いです.

感受性

肉腫, 悪性黒色腫 <<< 腺腫 < 扁平上皮癌 <<< 胚細胞腫瘍,悪性リンパ腫,ALL,神経芽腫,Wilms腫瘍,Ewing肉腫,髄芽腫,網膜芽細胞腫 *1

肉腫や悪性黒色腫は非常に感受性が低いです. 腺腫も感受性が低いです.例えば胃癌は腺癌がほとんどで,放射線治療はほとんど意味がありません. 感受性が高いとされている癌は,小児に好発する癌とかなり一致するので,覚えやすいです.

*1:画像診断コンパクトナビより改変