みーは血液内科医 (みーの医学)

2016年3月に110回医師国家試験に合格し,初期研修を終え,現在は血液内科医として働いています.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboを開発しています.

重症筋無力症は重症なのか

「重症筋無力症」は,アセチルコリンレセプター抗体の上昇により,神経筋接合部で刺激伝達が障害される疾患です.

「重症」というぐらいなので,「軽症」なものもあるかなと思って調べてみましたが,どうやらsevereやmildといった重症度を表す表現ではないようです.

重症筋無力症は英語で myasthenia gravis.myo=筋肉,sthenia=病名の語尾,gravis=重力,という意味で,直訳すると「重力に逆らえない筋肉の病気」となります.

したがって,どんなに症状が穏やかでも重症筋無力症となるわけです.