コッホの原則
コッホの原則とはドイツの細菌学者ロベルト・コッホがまとめた感染症の病原体を特定する際の指針のひとつ.
- ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
- その微生物を分離できること
- 分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
- そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること
分節状
分節状(segmented)とは1つのRNAが1つのタンパク質をコードすることをいう.分節状でなければ1つのRNAは複数のタンパク質をコードする.
(+)/(-)RNA
- (+)RNA = mRNA = 蛋白合成の鋳型
- (-)RNA = mRNA合成の鋳型
ボルチモア分類 (baltimore classification)
ウイルスを6つに分類する分類法.
- dsDNA
- アデノウイルス
- ヘルペスウイルス
- ポックスウイルス
- (+)ssDNA
- パルボウイルス
- レオウイルス
- (+)ssRNA
- ピコルナウイルス
- トガウイルス
- (-)ssRNA
- オルトミクソウイルス
- ラブドウイルス
- ssRNA-RT
- レトロウイルス
- dsDNA-RT
- ヘパドナウイルス
ウイルスゲノムの変化
- 点変異
- 遺伝子再集合(reassortment)
- 遺伝子再構成(recombination)
参考:イラストレイテッド微生物学