みーは血液内科医 (みーの医学)

2016年3月に110回医師国家試験に合格し,初期研修を終え,現在は血液内科医として働いています.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboを開発しています.

乳児は妊産婦の100倍

乳児死亡率は,年間1,000当たりの生後1年未満の死亡数のことです.

妊産婦死亡率は,年間100,000当たりの妊娠中又は妊娠終了後満42日未満の女性の死亡数のことです.

妊産婦死亡率と乳児死亡率を年度ごとに比べてみました.

2011年の妊産婦死亡率が3.8で,乳児死亡率が2.3なので,乳児は約100倍死亡しやすいことになります.

ちなみに1990年の妊産婦死亡率が8.2で,乳児死亡率が4.6なので,乳児は約50倍死亡しやすく,1970年の妊産婦死亡率が48.7で,乳児死亡率が13.1なので,乳児は約25倍死亡しやすかったとになります.

妊産婦死亡率と乳児死亡率は分母が違うのでややこしいですが,年々減ってきて両方とも1に近づきつつあるというのは,この定義を定めた人のセンスに感動します.乳児は妊産婦に比べて約100倍死亡しやすいということがなんとなく分かっていたのでしょうかね.

出典