みーの医学

2016年3月に110回医師国家試験に合格しました.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboの開発者です.

症例報告・レポートの作り方「経過表のサンプル」その3

以下の記事の続編です.

症例報告・レポートの作り方「経過表のサンプル」その2 - みーの医学

2022-04-04にLafLaboの経過表の機能を拡充し,複数行の文字列を簡単に表示できるようになりました.指数表示などのスタイルにも対応しておりますので,以下のように複雑な表記も簡単に作成できます.

f:id:atsuhiro-me:20220404101039p:plain

このような機能により,以下のような実践的な経過表が作成できます.

可逆性後頭葉白質脳症,血栓性微小血管障害症ならびに腎機能障害で発症した高血圧緊急症の経過中に尿細管間質性腎炎を認めた1例

https://doi.org/10.2169/naika.110.605をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101119p:plain

本態性血小板血症に続発した二次性骨髄線維症の経過中に外傷性脾損傷を合併した1例

https://doi.org/10.2169/naika.109.2378をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101125p:plain

腫瘍に随伴する後天性血友病Aと診断した小細胞肺癌の1例

https://doi.org/10.2169/naika.110.101をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101131p:plain

223RaCl2を投与後に汎血球減少(グレード3)を発症した症例

ゾーフィゴ適正使用ガイドp.20の症例概要をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101138p:plain

腎移植後,preemptive therapyを行うも CMV網膜炎を発症した抗CMV IgG D+/R+の1例

https://doi.org/10.2169/naika.109.2385をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101144p:plain

f:id:atsuhiro-me:20220404101150p:plain

ドパミントランスポーターシンチグラフィで線条体の集積低下を示した糖尿病性舞踏病の1例

https://doi.org/10.2169/naika.109.1130をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101159p:plain

高カルシウム血症を呈し,肝を主とした多臓器に病変を認めたサルコイドーシスの1例

https://doi.org/10.2169/naika.109.1578をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101207p:plain

Hepatitis B Virus Molecular Epidemiology, Host-Virus Interaction, Coinfection, and Laboratory Diagnosis in the MENA Region: An Update

https://doi.org/10.3390/pathogens8020063をもとにLafLaboで作成.

f:id:atsuhiro-me:20220404101214p:plain

これらの経過表は,LafLaboに掲載されており,編集可能ですのでお試しください.