みーは血液内科医 (みーの医学)

2016年3月に110回医師国家試験に合格し,初期研修を終え,現在は血液内科医として働いています.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboを開発しています.

日呼吸誌のお知らせ に見る医学部教育の問題点

日本呼吸器学会誌にこんな記事が掲載されているのを見つけた.

日本呼吸器学会誌編集委員会からのお知らせ

日本呼吸器学会誌(以下,日呼吸誌)に投稿される論文において,論文の内容のみならず,文章の構成,用いられている医学用語の的確性,参考文献の記載,英 文の正確さなど,共著者および上級医から適切な指導がなされていない原稿が数多く見受けられます.

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また,査読は論文の書き方を指導する場所ではありません.論文の内容,情報発信,新知見等,会員・読者への貢献の有無等の確認を行う過程です.

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http://journal.kyorin.co.jp/journal/ajrs/fromec.php より抜粋

こういう文章が学会誌のサイトに掲載されいてるということは,本当に 「適切な指導がなされていない原稿が数多く見受けられ」るのだろう.

医学科は学部生で卒業論文がないところがほとんどなので,こういった問題が発生するのかもしれない.医学科の6年間のカリキュラムはかなり詰まっているけれども,一般教養に時間を使うよりは卒業論文を書いたほうが将来の医学研究の向上に役立つと思うのはみーだけだろうか.