みーは血液内科医 (みーの医学)

2016年3月に110回医師国家試験に合格し,初期研修を終え,現在は血液内科医として働いています.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboを開発しています.

タバコとアルコールの定量 (Brinkman指数と積算飲酒量)

喫煙量

喫煙量を定量するには,Brinkman指数(喫煙係数)を計算する.

Brinkman指数 = 1日の喫煙本数 × 喫煙年数

700を超えるとCOPD,咽頭ガン,肺ガンなどのリスクが上昇する.

飲酒量

飲酒量を定量するには,積算飲酒量を計算する.

積算飲酒量 = エタノールの質量 × 飲酒年数

エタノール 20g = お酒1単位 = ビール中瓶1本 = 日本酒1合 = ウイスキーダブル1杯 = ワイン1/4本

男性で500 ㎏,女性で250 ㎏を超えると,肝障害のリスクが上昇する.

健康で一生アルコールを楽しむには?

積算飲酒量が上記の値を超えないようにするには1日にどれだけのお酒が飲めるのかを計算した,20歳から飲酒を開始し,平均寿命の80歳で終了するとして,60年間毎日飲めるお酒の量は,

  • 男性 : 500000 g / 60 / 365 = 22 g
  • 女性 : 250000 g / 60 / 365 = 11 g

なので,男性で1日アルコールを1単位,女性で0.5単位を毎日飲み続けても理論上は大丈夫である.