みーは血液内科医 (みーの医学)

2016年3月に110回医師国家試験に合格し,初期研修を終え,現在は血液内科医として働いています.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboを開発しています.

聴力検査のdB (デシベル) とは?

デシベルとは,対数で何倍かを表す方法である.

もともと「B (ベル)」という単位があって,1ベルが10倍,2ベルが100倍,3ベルが1000倍というように,a ベルは10a倍と定義されている.

「dB (デシベル)」は 10-1の意味である「d (デシ)」を「B (ベル)」につけたものである.10ベルが10倍,20ベルが100倍,30ベルが1000倍となるわけである.dL (デシリットル) がL (リットル)の1/10であることを思い出すと理解が深まる.

聴力検査では,聴力が正常な人の聴覚閾値を0 dB (=1倍) とした時の音圧尺度を用いる.例えば,聴力検査で聴力レベルが30 dB とは,正常な人がギリギリ聞こえる大きさの音の1000倍の大きさの音がギリギリ聞こえる,という意味になる.したがって,聴力レベルが大きくなるほど,聴力が悪いという意味になる.