学校感染症の出席停止はいろいろと基準があってややこしいので,まとめてみた.
学校感染症には第一種,第二種,第三種の感染症が存在する.
第一種は,大まかに感染症法の第一類・第二類を合わせたもので,治癒するまで出席停止となる
第三種は,コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフス、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎などが含まれ,伝染のおそれがないと認めるまで出席停止となる.
これらの中間が第二種であり,個別に定義がある.
- 結核, 髄膜炎菌性髄膜炎
- 感染のおそれがないと認められるまで
- インフルエンザ
- 発症した後5日を経過し,かつ,解熱した後2日を経過するまで
- 百日咳
- 特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで
- 麻疹
- 解熱後3日を経過するまで
- 流行性耳下腺炎
- 耳下腺,顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し,かつ,全身状態が良好になるまで
- 風疹
- 発疹が消失するまで
- 水痘
- すべての発疹が痂皮化するまで
- 咽頭結膜熱
- 主要症状が消退した後2日を経過するまで
これらの中で特に覚えにくい部分を覚えるゴロ合わせを友達に教えてもらったので,紹介します.
2度の勝因は三振振り逃げ
2(2日)度の勝(主要症状)因(咽頭結膜熱)は三(3日)振(麻疹)振り(インフルエンザ)逃(2日)げ(解熱後)
- 咽頭結膜熱
- 主要症状が消退した後2日を経過するまで
- 麻疹
- 解熱後3日を経過するまで
- インフルエンザ
- 発症した後5日を経過し,かつ,解熱した後2日を経過するまで
野球ですねー.