腰椎圧迫骨折の患者さんが入院となり,骨粗鬆症の治療を開始しました.リハビリの目標を相談した際に,妻が「掃除機をかける動作を目標にしましょう」と提案されました.リハビリ開始直後は腰痛で辛そうでしたが,家族や看護師,理学療法士に励まされ,次第に動作がよくなっていき,本人自身も手応えを感じたのか,率先して掃除機をかける動作を練習するようになり,以前の水準にまで回復しました.独歩で退院されました.
後日,妻と話をする機会があり,「退院してからは家事を手伝ってくれています.治療いただきありがとうございました.」とお礼を言われました.
根回しは重要だと感じました.