みーは血液内科医 (みーの医学)

2016年3月に110回医師国家試験に合格し,初期研修を終え,現在は血液内科医として働いています.医療従事者のためのWebサービスであるLafLaboを開発しています.

保因者の確率を直感で

常染色体劣性遺伝疾患で患者頻度が1/40,000の場合,保因者頻度はいくつか?

というよくある問題についてです.

普通は q2^ = 1/40,000 → q = 1/200

保因者頻度は 2q(1-q) = 2 * 1/200 * 199/200 を近似して1/100

とするのが正しいですが,いつもこれを計算するのは面倒なので,

2つの対立遺伝子両方が疾患遺伝子の頻度が1/40,000なので,2つの対立遺伝子のうち1つが疾患遺伝子になる確率は?と直感で考えれば, 2 * 1/200 = 1/100

でいいような気がします.2をかけるのは,疾患遺伝子が父親から来る場合と母親から来る場合の2通りあるからです.