咽頭カメラを含むAI搭載システムでインフルエンザ判定を行う医療機器が開発されたらしいです.
「のど」撮影画像の解析で診断、アイリスがインフルエンザを判定可能な感染症診断AI搭載医療機器を日本初承認申請 | TechCrunch Japan
これは,2018年1月にみーがブログで公開したアイディアに近いものが実現されたように思います.
インフルエンザを診断するスマホアプリのアイディア - みーの医学
咽頭の写真を撮影するたけでインフルエンザかどうかが判定できると便利です.
とはいえ,2021年のインフルエンザの患者数は例年の 約1000分の1でした*1.これが一時的な現象ならばこの医療機器は活躍しそうですが,COVID-19などの影響で世の中の感染症対策が進んだ結果,インフルエンザが流行しない時代に突入しているならば,この医療機器も流行らないでしょう.
インフルエンザ以外にも様々な感染症が見分けられる機能が搭載されたら,大活躍するかもしれません.
*1:国立感染症研究所 インフルエンザ過去10年間の比較グラフ 定点医療機関の1週間あたりの報告数https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-V813-idsc/nap/130-f1u-10year.html 2021-06-16アクセス